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LP(ランディングページ)とは?ホームページとの違いと、地方企業が作るメリット

「ホームページはすでにあるけれど、LPも作ったほうがいいのだろうか?」

Web画面を操作しながらページ制作を進めるイメージ
Photo: Rodrigo Rodrigues | WOLF Λ R T / Unsplash
LPは「1ページの広告」ではなく、判断の流れを設計するページ

ホームページと役割を分け、特定のサービス・相手・行動に焦点を絞ることで、必要な情報を順番に伝えやすくなります。

Web集客を考えていると、一度はこんな疑問が出てくるかもしれません。

LP(ランディングページ)とホームページは、どちらもWeb上に公開するページですが、役割は少し違います。

ホームページが会社や事業全体について知ってもらう場所だとすれば、LPは特定の商品やサービスについて伝え、問い合わせや申し込みにつなげるためのページです。

だからといって、ホームページがある企業は必ずLPを作るべき、というわけでもありません。

大切なのは、

「何を売りたいのか」
「誰に届けたいのか」
「Web上でどんな行動をしてほしいのか」

を整理したうえで、必要なページを選ぶことです。

この記事では、LPとは何なのか、ホームページとは何が違うのか、そして地域で事業を行う企業がLPを活用するメリットについて解説します。

LP(ランディングページ)とは?

LPは「Landing Page(ランディングページ)」の略です。

もともとは、検索結果や広告などを経由してユーザーが最初に訪れるページを指す言葉です。

一方、Web制作やWebマーケティングでは一般的に、

特定の商品・サービスを紹介し、問い合わせ・予約・購入など、ひとつの行動につなげるために設計されたページ

という意味でも使われています。

たとえば、

  • 工務店の「注文住宅相談」
  • 整体院の「初回施術予約」
  • 地域企業の「無料相談」
  • 新商品の「購入」
  • セミナーやイベントの「申し込み」

などです。

通常のホームページでは、会社概要やサービス一覧、採用情報、お知らせなど、さまざまな情報を掲載します。

一方、LPでは基本的にひとつの商品やサービスに焦点を当てます。

つまり、

「誰に、何を伝え、最終的に何をしてもらうのか」

をできるだけシンプルにしたページです。

LPとホームページの違い

LPホームページ
主な目的問い合わせ・予約・購入など会社や事業全体の情報提供
情報の範囲特定の商品・サービスに集中会社概要、サービス、採用など幅広い
ページ構成1ページ中心複数ページ
ユーザー導線ゴールへ絞り込む複数の情報へ移動できる
向いている用途広告、キャンペーン、サービス訴求企業サイト、総合案内

どちらが優れている、という話ではありません。

役割が違います。

たとえば会社のホームページを訪れた人の目的はさまざまです。

会社について知りたい人もいれば、採用情報を探している人、サービス内容を調べている人もいます。

そのためホームページは、多くの情報へアクセスできるように作る必要があります。

一方、「このサービスについて詳しく知りたい」という人に対しては、必要な情報だけを順番に見せられるLPのほうが適している場合があります。

ホームページがあるのに、なぜLPを作るのか?

「すでにホームページがあるなら、そこでサービスを紹介すればいいのでは?」

もちろん、それで十分な場合もあります。

私たちも、無理にLPを追加する必要はないと考えています。

ただ、特定の商品やサービスをもっと伸ばしたい場合には、LPを分けるメリットがあります。

たとえば地域の工務店が「○○市 注文住宅」と検索している人に広告を出したとします。

広告をクリックした先が会社のトップページの場合、ユーザーはそこから自分で注文住宅の情報を探さなければなりません。

一方、「○○市で注文住宅をご検討の方へ」という専用LPがあれば、

  1. どんな家を建てられるのか
  2. どんな人に向いているのか
  3. 他社との違い
  4. 施工事例
  5. 費用や相談の流れ
  6. よくある質問
  7. 無料相談

といった内容を、一つの流れとして伝えられます。

ユーザーに情報を探してもらうのではなく、判断するために必要な情報を、こちらから順番に提示する。

これがLPの大きな役割です。

地方企業・地域ビジネスとLPは相性がいい

LPというと、大企業の広告キャンペーンをイメージする方もいるかもしれません。

しかし、営業エリアや顧客層がある程度決まっている地域ビジネスでも、LPは活用できます。

地域を明確に打ち出せる

たとえば単に「注文住宅」と伝えるより、「宇都宮市で注文住宅をご検討の方へ」と伝えたほうが、対象となる人は「自分向けのサービスだ」と判断しやすくなります。

同じように、

  • 「高崎市で腰痛にお悩みの方へ」
  • 「長野市の中小企業向けWeb制作」

といった見せ方もできます。

地域企業にとっては、大手企業と同じ土俵で「全国の人」に向けて競争する必要はありません。

自社が実際に対応できる地域と、そこで困っている人にきちんと届くページを作る。

これもひとつの戦い方です。

伸ばしたいサービスだけに集中できる

企業では複数のサービスを扱っていることも多いと思います。

ホームページでは、それらをバランスよく紹介する必要があります。

しかし、「今はこのサービスを伸ばしたい」というタイミングもあります。

そんなときに、注文住宅、外壁塗装、法人向け清掃、相続相談、特定のプランやキャンペーンなど、一つのサービスだけを切り出して詳しく伝えられるのもLPのメリットです。

会社全体のホームページを大きく作り直さなくても、必要な部分だけ追加できます。

LPは広告やSNSからの「受け皿」にもなる

Web広告やSNSでは、伝えられる情報量に限りがあります。

そこで、

広告・SNSで興味を持ってもらう
↓
LPで詳しく説明する
↓
問い合わせ・予約につなげる

という流れを作ります。

ここで重要なのは、LPだけを単独で考えないことです。

どれだけ良いページを作っても、誰にも見られなければ問い合わせにはつながりません。

そのため、

  • 検索広告
  • SNS
  • Google検索
  • 既存顧客への案内
  • 営業活動
  • チラシやQRコード

など、「どこからユーザーを連れてくるのか」まで考える必要があります。

LPは集客そのものではなく、集客した人を問い合わせや申し込みにつなげるための受け皿です。

LPを作れば売れる、というわけではない

ここは誤解されやすい部分です。

LPを作っただけで、商品やサービスが売れるわけではありません。

見た目のきれいなページを作るだけでも不十分です。

制作する前に、

  • 誰に届けるのか
  • どんな悩みを持っているのか
  • 何を提供するのか
  • なぜ自社を選ぶのか
  • 競合との違いは何か
  • どこからユーザーを集めるのか
  • 最後に何をしてもらうのか

を整理する必要があります。

私たちは、この部分を「ページを作る前の設計」として重要視しています。

Web制作というと、色や写真、レイアウトなどのデザインから考えたくなります。

もちろんデザインも大切です。

ただ、その前に「何を伝えるページなのか」が決まっていなければ、見た目を整えても成果につながりにくくなります。

LP制作で大切な5つのポイント

01

1.誰に向けたページなのかを決める

全員に向けて書いた文章は、結果として誰にも強く響かないことがあります。

地域、悩み、目的、顧客層などを整理して、「このページは誰のためのものなのか」を決めることから始めます。

02

2.最初の画面で「自分向けだ」と分かるようにする

ページを開いたとき、ユーザーが最初に見る部分を「ファーストビュー」と呼びます。

ここで、何のサービスなのか、誰向けなのか、どんなメリットがあるのかが伝わらなければ、続きを見てもらえない可能性があります。

特に地域ビジネスでは、地域 × 対象 × 提供する価値を分かりやすくすることが重要です。

03

3.「なぜこの会社なのか」を説明する

サービス内容だけを掲載しても、競合企業との違いまでは伝わらない場合があります。

実績、事例、専門性、対応エリア、サポート内容、料金、お客様の声、仕事に対する考え方などを使って、「なぜ自社を選ぶ理由があるのか」を伝えます。

04

4.スマートフォンでの使いやすさを考える

文字が読みやすいか、ボタンが押しやすいか、情報量が多すぎないか、問い合わせ方法が分かるか。

ページそのものだけではなく、問い合わせまで迷わず進めることを意識して設計します。

05

5.完成させて終わりにしない

LPは一度作ったら変更してはいけないものではありません。

公開後に、アクセス数、問い合わせ数、流入元などを見ながら改善していくことができます。

最初から100点を目指して長期間制作するより、まず公開して、実際の反応を見ながら改善する。

特に小規模な企業では、こちらの進め方が現実的なケースも多いと考えています。

こんな企業にはLPが向いています

  • ホームページはあるが問い合わせにつながっていない
  • 特定の商品・サービスを伸ばしたい
  • Web広告を始めたい
  • 新しいサービスを立ち上げる
  • 地域を限定して集客したい
  • 自社の強みがWeb上で伝わっていない
  • 問い合わせまでの流れを分かりやすくしたい

反対に、会社案内、採用、複数事業の紹介など、幅広い情報を掲載することが目的なら、通常のホームページのほうが適しています。

そして既存のホームページが十分機能しているのであれば、無理に作り直す必要もありません。

必要なところだけLPとして追加する。

そんな方法もあります。

まとめ|LPで大切なのは「ページ」より、その前の設計

LPは、単に縦に長いWebページを作ることではありません。

大切なのは、

誰に
何を伝えて
なぜ選んでもらい
どんな行動につなげるのか。

そこを整理することです。

特に地域で事業を行う企業では、地域 × 顧客 × サービスを明確にすることで、自社が必要としている相手へメッセージを届けやすくなります。

株式会社アイ・エス・コミュニケーションズでは、見た目だけを先に作るのではなく、「誰に、何を、どう伝えるか」という情報設計からLP制作を考えています。

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LPが必要かどうかも含めて相談する

無理に制作をおすすめすることはありません。現在のホームページやサービス内容を確認し、どんな方法が合っているのか一緒に整理します。

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